部屋の雰囲気を良くすることができる

楽屋暖簾は入り口に飾ってもらうだけではなく、インテリアとして活用してもらうことも可能です。

様々な事情から、楽屋の入り口には飾れないというケースも考えられます。

たとえば、これは個人楽屋でなければ気軽に取り入れることができません。
相部屋や集団部屋であれば自分のために贈られてきたものを、扉に堂々と飾るわけにはいかないはずです。

部屋の中であれば飾られる可能性が高いですし、舞台などへの出演が終わった後に自宅や事務所に飾ってもらえる可能性も高くなります。
その人の名前やイメージカラー、ピッタリな紋やイラストなどを入れておくことで、素敵なアイテムに仕上げることができるでしょう。

役者をイメージしたのれん

魅力的な内容にしておくことで、インテリアとして大いに役立てることができます。
もしも、扉の部分に飾ることができなくても、楽屋の中などに暖簾をかけておくことができればモチベーションアップに繋がりますし、華やかな暖簾を楽屋に取り入れてもらうことで室内の雰囲気を良くすることができるでしょう。

贈っても使ってもらうことができないかもしれないと制作を諦めようとする人もいるかもしれませんが、こういった方法で使ってもらえることが多いので積極的に贈ることをおすすめします。

サイズ感を意識しておこう

楽屋暖簾はタペストリーとして活用することができますが、この使い方をするためには制作時に注意しておかなければならないことがあります。

それは仕上がりのサイズ感です。
最初から扉にかけることが難しいと判明しているのであれば、壁などに飾りやすい小さめの仕上がりにしておくことをおすすめします。

どちらか分からない場合は、デザインを工夫してみると良いです。
半分に折り畳んで飾ってもおかしくないようなデザインにしておけば、大きめに仕上がっていてもタペストリーとして活用してもらうことができます。

楽屋暖簾をつくるときにはサイズまで指定することができるので、用途を考えながら決めることが大切です。
初めから部屋に飾ることが分かっているときには、敢えて真ん中を切らないで贈ることもおすすめだと言えます。

近頃は壁に飾るために中心に切り込みを入れずに販売しているサービスも増えているので、制作を依頼するときに対応してもらうことができるかどうか確かめてみると良いです。

扉ではなく壁に飾ることを前提としているのであれば、こうしたポイントを意識して楽屋暖簾をつくるようにすれば、失敗をすることなく満足度の高いものを贈ることができるでしょう。

飾りとしてのれんを贈る